こんにちはゴルフブロガーの新吉です。
今年もあとわずか数週間となりましたが皆さん打ち納めにはいかれたでしょうか?
今回はクラブについて。
今では当たり前の機能となったカチャカチャ。
引用:http://www.golfdo.com/knowledge/article/no16.html
このようにヘッドについているねじを回して自分に合ったクラブに調整する機能を備えたゴルフクラブ。
言い方はメーカーによってさまざまで、SURE FIT®Hoselやアジャスタビリティと言ったりもします。
この機能は一大ブームを起こし、今や当たり前の機能として定着しました。
では、このカチャカチャの次にブームを起こすのはどのようなクラブなのか。推察していきたいと思います。
カチャカチャブームの理由
最初にこのテクノロジーを採用して販売したのはテーラーメイドだった記憶があります。
引用:http://taylormadegolf.jp/PreviousModel_Drivers_2009.html
2009年発売のR9です。
このころはまだまだほかのメーカーは固定式のクラブを製造していました。販売した当初自分はここまで普及するとは思ってもいなかったです。
しかし、今ではほとんどのメーカーがこのカチャカチャを搭載しているクラブを製造しています。ではカチャカチャのメリットとはどのようなものなんでしょうか。
理由1 リシャフトが手軽に行える
引用:http://www.mitsubishirayongolf.com/product.php?cmd=fubuki_k&lang=jp
このカチャカチャが普及するまでリシャフトをするというと工房に出し、ネックの溶接部分から既存のシャフトを抜き、新たなシャフトを挿すという方式で行っていましたが、カチャカチャが搭載しているクラブであればねじを回すだけで簡単に行うことができます。
また、ねじを回すだけなのでクラブへの負担が少なく恐れることなくリシャフトを行うことができます。
理由2 複数のクラブを持っているような感覚になる
弾道を調整できるという点や、フェース角を開閉できるので、似て異なるスペックのクラブを複数持っているのと同じことになります。
フィッティングして細かなところまで調整したのを手軽に購入することができる。そういっても過言ではありません。購入した後に練習場で細かな調整をカチャカチャが搭載してあればすることができます。
カチャカチャのデメリット
もちろん。このような素晴らしい機能にもデメリットもあります。
デメリット1 耐久面
どうしてもネックが固定していないクラブと比べると耐久性が劣ってしまいます。
試打マシンにて何千球ものゴルフボールを試打すると耐久性での差が生まれるそうです。
デメリット2 迷いが生じる
調整機能がなければ一切起きないのがこの問題です。
どうしても不調に陥るときがあります。そうなってしまうとクラブが原因かな?と疑うこともしばしば。
そこで持っているクラブに調整機能がついているといじってしまうんですね。そこから迷宮に…なんてことが起きてしまう可能性は無きにしも非ずなので、その際は注意しながら調整機能をいじりましょう。
また、最近ウッド類をテーラーメイドに変更したタイガーウッズは以下のように述べています。
「使用ギアはテスト中です。アイアンは古いモデルですが、何も心配していません。そして、フェアウェイウッドに関してもテスト中で、ゴルフボールも同じです。それらのギアは使ってから、まだそれほど時間が経っていないからです。今週、皆さんに(記者会見で)お伝えしたとおり、ウッドのホーゼルが固定されていないクラブでプレーするのは今回が始めて。だから、調整機能付きという事やホーゼル内のウェイト、そしてクラブ全体の重量配分などは、技術的に今まで使ってクラブとは異なります。そしてまた、フィーリングも違います。ボールを打った際、多くの良い点と悪い点がありました。気持ち良く打てるようになるには、さらに多くのテストが必要です」
良い点もあれば悪い点もあるとタイガーは述べています。細かいところはわかりませんが何か感じるものがあったようです。
カチャカチャの次に流行るのは
原点回帰。これに尽きると思います。
最近ではブリヂストンゴルフが…
引用:http://www.bs-golf.com/bs-products/club/driver/xd-3.html
新モデルとして販売したのは固定式のウッドでした。
X-DRIVEを思い出す仕上がりになっています。
また、
引用:http://www.honmagolf.co.jp/jp/tourworld_vizard/product/product_445.html
HONMAはカチャカチャをどのクラブも搭載していません。流れに乗らない芯があるスタイル。かっこいい…。
次のクラブを探している方はぜひ原点回帰として固定式のクラブを購入してみるのもよいかもしれません。
ありがとうございました。